【大学受験2016】代ゼミ、367大学の入試変更点をまとめ公表
代々木ゼミナールは、2016年度の国公私立大学入試変更点と2015年度の私立大学入試結果について、現段階で判明している情報を公表した。2016年度の大学入試変更点は、国公立が120大学、私立が247大学を網羅している。
私立大学の入試変更点について、慶應義塾大学は経済学部の一般入試の募集人員を90名減らし、4年間一貫して英語で経済学を学ぶ新しいプログラムに対応した「PEARL入試」(9月入学)を導入する。募集人員は100名。また、総合政策学部と環境情報学部で情報科目が選択可能となり、外国語として「英語+ドイツ語」「英語+フランス語」が選択可能となる。看護学部では2次試験で実施していた小論文を1次試験で実施する。
早稲田大学は政治経済学部の「AO方式による総合選抜入試」を「グローバル入試」と名称変更し、併願を可能とする。創造理工学部総合機械工学科で高校生科学技術チャレンジ・日本学生科学賞・物理チャレンジ入試を廃止する。文学部と文化構想学部、商学部のセンター試験利用方式の選抜方法を変更する。
また、私立大学は慶應義塾大学と早稲田大学を含む247大学、国公立大学は、東京大学や京都大学、北海道大学、大阪大学、九州大学など120大学の入試変更点を掲載している。
このほか、代々木ゼミナールのWebサイトでは、入試情報として、2015年度の私立大学入試結果や小論文テーマ、面接実施内容、大学入試の基礎知識などを掲載している。