【大学受験2013】国公立大学医学部の出願結果、前期5.5倍・後期19.7倍
代々木ゼミナールは3月19日、2013年度の医学部医学科の出願結果を公表した。志願倍率は前期が5.5倍、後期が19.7倍。志願倍率がもっとも高かったのは、前期・後期ともに「岐阜大学」であった。
国公立医学部の志願者数は、ここ3年、前期・後期とも増加していたが、2013年度はセンター試験が難化したことで志願者が減少し、前期は3.9%、後期は9.1%減少。新たに2段階選抜を設定した大学や通過枠を縮小した大学、前年度志願者が増加した大学などで志願者の減少が目立ったという。
国公立大学医学部の志願状況は、募集人員4,238人に対し、志願者が32,487人(前年比2,099人減)となった。このうち、前期は、募集人員3,587人に対し、志願者が19,674人(前年比809人減)、志願倍率が5.5倍。後期は、募集人員651人に対し、志願者が12,813人(前年比1,290人減)、志願倍率が19.7倍となった。
志願倍率がもっとも高かったのは、前期が「岐阜」29.7倍、次いで、「弘前」13.4倍、「奈良県立医科」12.1倍。後期が「岐阜」52.1倍、「浜松医科」34.4倍、「佐賀」25.9倍となった。
《工藤 めぐみ》